レンタル規約

 

申込者（以下「甲」とします）とirisax musical instruments代表 入川　進（以下「乙」とします）は、甲が本申込にて指定する楽器（以下「本楽器」とします）につき、以下のとおりレンタル契約（以下「本契約」とします）を締結します。
 

 第1条（目的） 乙は甲に対して、本楽器をレンタル（賃貸）し、甲はこれを借り受けます。
 

 第2条（定義） 本契約で用いる用語の意義は、次の通りとします。
 A.「本楽器レンタル料」とは、楽器別画面に記載されているレンタル料をいいます。
 B.「本楽器レンタル期間」とは、甲が指定し申込みをした期間であり、本件レンタル料の発生する期間をいいます。
 

 第3条（本契約の成立）
 1.本契約は、甲が乙に対して楽器の引渡しをおこなう日を契約日とします。
 2.本契約は、レンタル契約書に記載の契約日より成立します。
 3.甲は、本楽器の引渡しを受けた日より、本契約に従って本楽器を使用することができます。
 

 第4条（本楽器の引渡し・検収)　甲は、乙との打ち合わせにより決定した受取場所において、乙より本楽器を受取り、甲はその場で楽器と付属品について検収するものとします。
 

 第5条（担保責任） 乙は甲に対して、引渡し時において本物件が正常な性能を備えていることのみを担保し、本楽器の商品性及び甲の使用目的への適合性については担保しません。
 

 第6条（レンタル期間開始日） 本楽器レンタル期間は、本楽器の引渡しを受けた日より開始します。
 
 第7条（レンタル料）
 1.甲は、乙に対して、レンタル期間開始日から2か月分(最低レンタル期間)をレンタル開始日(引渡日)に前納するものとします。
 2.3か月目以降は、当該月の前月末日までに、乙が指定するゆうちょ銀行/銀行に振込むこととします。
 3.本楽器レンタル料は、3か月目以降、１ヶ月単位で計算し日割り計算をいたしません。
 

 第8条（本楽器の買取）
 1.甲は、本楽器レンタル期間開始後、本楽器を乙より買取ることができます。但し、レンタル開始後2ヶ月に満たない場合、2ヶ月分のレンタル料を乙に対して支払います。
 2.前項に基づき、甲より買取の申込みがあり、乙がこれを受諾したときは、本契約は終了し、甲と乙との間で売買契約の効力を生ずるものとします。
 3.前項の売買契約における本楽器の買取価格は、甲と乙との間で定めるものとします。
 4.第1項による本楽器の引渡条件は現状有姿渡とします。
 

 第9条（本楽器の使用保管）
 1.甲は本楽器を日本国内で使用するものとし、国外には持ち出さないものとします。
 2.本楽器の使用者は甲及び甲の親族に限ります。
 3.甲は、本楽器を善良な管理者の注意をもって使用・保管し、これに要する消耗品、通常メンテナンス等の諸費用を負担します。
 4.甲は本楽器につき改造することはできません。
 5.甲が本楽器をレンタル中に、本楽器自体又はその設置、保管、使用によって第三者に与えた損害については、甲がこれを賠償し、乙は一切責任を負いません。
 

 第10条（本楽器の譲渡等の禁止）
 1.甲は本楽器につき第三者に譲渡・転貸し、又は占有者の変更をすることはできません。
 2.甲は本楽器につき質権・抵当権及び譲渡担保権その他一切の権利を設定できません。
 3.甲は本楽器につき他から強制執行その他法律的・事実的侵害がないよう本契約書を提示するなどし、保全するとともに、もしそのような事態が発生したときは、直ちに乙に通知し、かつ速やかにその事態を解消させます。
 4.前項の場合において、乙が必要な措置をとったときは、甲は乙の支払った一切の費用を負担します。
 

 第11条（本楽器の滅失、毀損） 甲が本楽器を滅失（所有権の侵害を含む）、毀損した場合は、甲は、乙に対し、代替楽器の購入代価又は本楽器の修理代の相当額を損害賠償として支払います。
 

 第12条（レンタル期間満了前解約） 本契約の期間中、甲の都合により本楽器レンタル期間満了前に本契約を解約する場合、甲は、乙に対しすでに支払ったレンタル料については、返金をいたしません。
 

 第13条（契約の解除）
 1.甲に次の各号のいずれか一つに該当することが発生した場合には、乙は何らの催告なく、本契約を解除できます。但し、乙の甲に対する損害賠償の請求は妨げられません。
 A.甲が本契約条項に一つでも違反したとき。またはその恐れがあるとき。
 B.甲に破産、民事再生手続、その他これに類する申立てのあったとき。
 C.甲が本楽器レンタル料その他の支払いを1回でも遅滞したとき。
 D.甲が暴力団、暴力団員、暴力団関係企業従業員、その他反社会的勢力に該当するか、これらと関係を有する者であることが判明したとき。
 2.前項の場合において、甲は未払レンタル料、その他一切の金銭債務全額の支払いにつき期限の利益を喪失し、乙に対し直ちに支払います。
 

  第14条（本契約の終了）
 1.本楽器レンタル期間の満了、本契約の解約、解除、その他の理由により本契約が終了する場合、甲は本楽器につき返却または買取りの手続きをします。
 2.甲は、前項に基づき、本楽器を返却する場合、乙に対して、本楽器を乙の指定する場所に自己の費用で返却します。
 3.甲が、第1項に基づき本楽器を買い取る場合の買取条件は、第8条に準じます。
 4.甲が、契約終了後2ヶ月が経過しても返却ないし買取の手続をしない場合は、同期間経過時点において、甲乙間の売買契約の効力を生ずるものとして乙の定めた金額で甲が本楽器を買い取ったものとみなします。
 

 第15条（レンタル期間の延長および返却の遅延）
 1.本楽器レンタル期間終了日までに、甲から本楽器レンタル期間の延長の申出があった場合は、乙は、甲に対し、甲に本契約条項の違反がない限り、本契約と同一条件で、引き続き本楽器をレンタルすることができます。
 2.前項の延長の申出が無いまま本楽器レンタル期間を経過した時は、前項による延長として取扱うが、甲による本契約条項違反その他本契約を継続しがたい事由が存する場合は、本楽器レンタル期間経過時に本契約は終了し、甲は返却又は買取までレンタル料の1.5倍の違約金を支払うものとします。なお延長後のレンタル期間（再度の延長も含む）においても同様とします。
 

 第16条（支払遅延損害金） 甲が本契約に基づき発生する金銭債務の履行を遅延した場合は、乙に対して、支払期日の翌日よりレンタル料の1.5倍を支払遅延損害金として支払います。
 

 第17条（消耗品等）
 1.甲は、マウスピース、リード、弦等の消耗備品については負担するものとします。
 2.前項により甲が本楽器を使用できない期間があったとしても、本楽器レンタル期間は延長されず、また、甲はその期間の本楽器レンタル料を乙に対し支払うものとします。
 

 第18条（個人情報の取扱） 甲は、申込み時に甲が記入する甲の属性等の情報（以下「個人情報」とする）の利用・提供及び登録に関し、以下の内容に同意します。
 A.乙が本契約条項に基づく与信業務（途上与信を含む）及び債権管理業務等のため、個人情報を収集し利用すること。
 B.乙が本契約条項に係る取引上の判断に当たり、甲の支払能力の調査のため、調査機関に照合し、甲の個人情報が登録されている場合には、それを利用すること。
 

 第19条（公租公課）
 1.本契約に基づく本楽器レンタル料については、消費税額を含みます。
 2.甲は本契約期間の中途に於いて、本契約に基づく本楽器レンタル料等について新たに公租公課が課された場合、または公租公課（消費税等を含む）が変更された場合、その公租公課額または増額分のレンタル料改定に同意し乙に支払います。
 

 第20条（管轄裁判所） 甲及び乙は、この契約に関する全ての係争につき、東京地方裁判所又は東京簡易裁判所を専属的合意管轄裁判所とすることに合意します。
 

 第21条（附則） 本契約の定めの他、本契約に付随する詳細条件や個別の注意事項も本契約の一部を構成し、本契約としての効力を有するものとします。